悪夢再び・・・またしても土地の契約が・・・

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運命の土地と巡り合ったものの破談になってしまい、その後、全力で土地を探し続けたかいあってか、二週間ほどで良い土地に巡りあった我が家。
さっそく買い付けを入れ、予定では昨日「本契約」でした!

買い付けをいれてから今日までの間は、何度も現地に足を運び、周辺の商業施設や飲食店に行ってみたり、市の都市計画プランや掲示板の書き込みを眺めたり、現地最寄り駅近くのビジネスホテルに泊まって、通勤時間帯の電車の混み具合をチェックしたりしていました。

つまり、これから始まる新しい土地での生活に期待と不安を抱きつつ、生活のイメージを膨らませているところでした。

ところが・・・

繰り返される悪夢

金曜日の朝、仲介不動産の営業さんから妻・ペン子の携帯にとても暗い声で電話がありました。
(ちなみに仲介不動産は以前このブログでもチラっと書いた住宅情報館のSさんです。)
S:「もしもし、ペン子さん↓↓↓」
妻:「もしもしSさん、そんな暗い声でどうしたんですか?もしかしてあまり良くないお話ですか?」
S:「はい・・・。実は・・・
買い付け入れていたあの土地、駄目になってしまいました・・・

え?
なんですと?

土地が駄目に・・?

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

エエエエエエエエエエエ!?

まさかの事態でした・・・。

我が家にも原因あり・・・契約できなくなってしまった背景について

前回はT住宅の悪行により契約が出来ませんでしたが、今回は実は我が家にも原因があります・・・。

今回土地の契約をするにあたり、買い付けを入れたあとに、自分の両親や妻の両親にも土地の契約をする旨を連絡しました。
その際、立地や通勤時間などの面で、両家の親から猛反対されてしまったのです。

もともと最初に決まりかけていた土地がかなり良い物件だっただけに、今回の土地はそこと比べたら妥協点も確かにありました。
それでも良い物件であった事は間違いありません。

ただ、その時はそういった意味で自分の中で不安が少しあったのも事実です。
最初は決心80%、不安20%くらいの気持ちでした。

その状態で、両家の親からネガティブな言葉を浴びせられ続けているうちに、最初は20%だった不安が60、70、80と、自分の心を占める割合がどんどん増していってしまいました。

こんな状態では気持ちよく契約できないと思い、担当のSさんに相談し、契約を一週間だけ先延ばしにしてもらったんです

その一週間は前述の通り、何度も物件に行ったり、最寄りのホテルに泊まってシミュレーションしたりし、この不安を消すための行動を実行していました。
そして、今度こそ決意を固め、あらためて購入の意思を伝えたところでした。

でも、不動産業界では、買い付け後の契約延期は原則マナー違反だそうです。
これじゃやってることはT住宅と変わらない、と言われてしまうくらいタブーな行為だったようです。

そしてまさに、この一週間の契約延長がアダとなってしまいました・・・。

契約が駄目になった理由

今回の売り主さんは、売り主側の不動産屋と「専任媒介」という形態の契約を結んでいました。
専任媒介とは、その不動産屋が売り主の物件を独占的に販売できる、ただし、売り主本人は自分で買い手を探すこともできる、という契約です。

さて、今回の契約破断の原因は下記の通りです。

まず我が家が契約を一週間先延ばしにした事で、売り主さんが不安になってしまった。
不安になった売り主さんは自分でも買い手を探すことに・・・。
すると、なんと一週間の間に、元々提示していた金額よりも150万円も高い金額で買ってくれると名乗り出た知り合いが現れてしまったようなのです!

そんな都合よく提示額よりはるかに高い金額で即決(しかも現金で)してくれる知人が一週間で見つけられるのか?という疑念はありますが、我が家に非がある以上、そこには突っ込みません。

反省すべき点は反省し、リスタート!

今回の件は、色々な方に迷惑を掛けてしまいました。
我が家の仲介である住宅情報館のS店長やTさんをはじめ、売り主さんや売り主さん側の仲介業者(結局売り主さんが自分で買い手を見つけたため専任媒介契約は解除)、今回の土地でプランニングや見積もりを作成していただいていた建築会社の方々、、、
自分の決意の揺らぎがこれだけ多くの方々を巻き込み迷惑を掛けてしまった事については深く反省をしています。

ずっと建築の相談に乗っていただいていたIさんからは
「振り回さないでください」
と言われてしまいました。

また、住宅情報館のS店長やTさんは買い付けを入れる前から、物件周辺のお宅一軒一軒に挨拶と、どのようなご近所さんが住んでいるのかを調査してくださったり、近隣環境の調査、市から物件に関する諸々の書類を取り寄せくださっていたりと僕らのために様々なアクションを起こしてくださっていました。
にも関わらず、今回こんな事になってしまい、売り主さん側の仲介業者にこっぴどく叱られ、我が家の代わりに何度も頭を下げてくださったそうです。

先日、店舗を訪れ謝罪と反省の気持ちを伝えた所、
「大きな買い物ですから、不安になるのは当たり前です。」
「親御さんからの反対が原因で買い付けキャンセルされるケースは実際はけっこうあることですから、あまり気になさらないでください。」
「我々は仕事でやってる事なので全然かまいませんが、それよりイエモンさんやペン子さんのメンタル面が心配です。大丈夫ですか?」
「今回は、我々の力が及ばずすみませんでした。」

僕らは住宅情報館にたいしてまだ1円もお金を使っていないため、ここまでタダ働きをさせてしまった上に、逆に心配や謝罪までされてしまいました。

Sさんは、さきほどの「振り回さないでください」発言をしたIさんとは対称的で、
「私達はお客様に振り回されるのが仕事です。だからイエモンさんは気になさらず我々をどんどん利用してくださっていいんですよ!」
と言ってくださいました。

内心は多少なりとも腹が立っているでしょうが、僕ら夫婦はこの言葉にとても救われました。

もちろん自分たちも一度ならず二度までも気に入った土地の契約が破断になり、かなりガックリきていますが、それ以上に、たくさんの方に迷惑を掛けてしまった事が本当に辛いです。

なので、次に買い付けを入れる際は、完全に納得して絶対に揺らぎない決心がついてからにしようと、夫婦で強く誓いました。

また、契約直前に周りの意見を求めたり相談したりするのも辞めます。
暮らすのは自分たちなので、自分たちだけで判断し、自分たちで結論を出す!!

今回学んだこと・反省したことを胸に、また今日から再スタートです!!

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